2015年8月11日火曜日

海水浴場でタトゥーに出会う

年に1回しかない夏なのに何も夏らしいことしてないなぁ…と気付いてしまった私。という訳で名古屋に住む友達と相談した結果、「やはり夏といえば海!っていうか夏=海みたいなもんだろ!」という結論に落ち着き、男2人で海に行くことに決定!

 そして8月8日、友達と愛知県で最も人気のある海水浴場である、内海海水浴場に行ってきました。
 海水浴場では様々な人がいて、そこでの出会いはとても貴重な体験でした。

1.その内海海水浴場ってのはどこ?

 内海海水浴場は愛知県の南知多町とかいう海がなければ誰もこないような田舎にあります。避暑地として需要はあるのかもしれませんが、海に行こうと思わなければ一生この土地の名前は知らなかったことでしょう。南知多町の人たちすいません。ちなみに名古屋からなら車で1時間程度。電車でも1時間20分で行けるので、近くて手軽に行けるのも人気の秘訣かもしれません。

2.海水浴客は多い?

 やはり愛知で一番人気な海水浴場と言われるだけあって、人は非常に多いです。日本の人口の多さを再確認することでしょう。特に海の家周辺(写真奥のほう)は非常に混みやすいので、午前中にやってきて早めに場所取りをすることをお勧めします。さもなければ写真手前の何もないようなところで過ごす私たちのようになってしまいますよ。

 あと早めに来ないと駐車場が満車になっちゃうのでそれも注意が必要ですね。私たちは来るのが遅かったので、だいぶ海岸から遠いところに駐車せざるをえなかったです。

3.海水浴客の特徴とタトゥー

 ビーチを歩いてみてまず気になったのが、タトゥーを入れている人が多いなぁというのでした。これは私の勝手な推測ですが、三重県桑名市に名古屋から車で40分で行けるレジャープール施設「ナガシマスパーランド」があるのですが、タトゥー入場が禁止されているので、代わりに内海海水浴場に来た。という人が多いのではないでしょうか?

タトゥーを完全拒否しているナガシマスパーランド

4.タトゥーの写真を撮らせてもらおう

 現代の日本ではタトゥー=反社会勢力という構図が無意識のうちに成り立ってしまっています。確かにヤクザがタトゥーを入れているのは事実です。しかし、カナダやアメリカだって元々はギャングが入れていたモノなのに、日本ほどは差別的な扱いは受けていません。私はファッションとしてならタトゥーは多少は許容すべきだと考えていますし、タトゥーに若干の興味があります。

 なので、タトゥーしている人に
  「すいませーん。タトゥーの写真撮ってもいいですか」

と声を掛けてみました。すると、5人中4人の方からOKをもらうことができました。
今回は撮影できたタトゥーをご紹介します。

上の2枚の画像は同一人物です。二人組で、もう一人の方は下の画像になります。


タトゥーの意味を訊くと「家族の名前だ」と答えていました。
二人は会話を盗み聞きしたら明らかに外国語でしたので、たぶん嫁さんが日本人の国際結婚だと思います。

子供連れのパパ。背中に龍ですね。なかなかにイケメンでした。

20代後半〜30代前半ぐらいの男性。なかなか体格が良かったです。
観音様でしょうか?

 撮影していて感じたのは輩みたいな人はまずいなかったことです。現代では昔よりファッション感覚で入れている人が多いのかもしれません。

 (ただ、背中にぎっしりと和彫りを入れた50代ぐらいのパパが自分の子供を海岸に埋めていて、それが明らかにヤクザが死体を埋める練習をしているのを連想させてしまい、あまりの怖さに話し掛けられなかったです。)
 

 

2015年8月7日金曜日

トイレで神に祈られた!



 某高速道路の休憩所のトイレで用を足していたらこんな張り紙を発見!


 ただ、う◯ちをしていただけなのに
   「神様のご加護とご幸運をお祈りいたします。」 
とはすごく大げさに感じますが、ここまで言われると「きれいにトイレを使わなければ」と思ってしまう効果を狙っているのかもしれません。実際、「清潔にご利用ください」などという上から目線の張り紙よりはよほど好感が持てるのではないでしょうか?
 
 指導は厳しく高圧的にするより、フレンドリーに褒めて伸ばす方がいいというのと同じ考えかもしれません。誰も上から注意されていい気にはなりませんからね。

おまけ あまりの暑さにトイレで冷を取るスズメ





2015年8月3日月曜日

Iron Maidenのギタリスト Janick Gers(ヤニックガーズ)の魅力を語りたい


まずはこちらの動画を御覧ください


 初見の人だと大体の反応は
  「なんだコイツwwwギター弾いてねえじゃんwww」
といった感じでしょうか?楽器を持たないゴールデンボンバーより弾いていないんじゃないかと勘ぐってしまいます。しかし彼はIron Maidenに加入してから20年以上ずっとこんなプレースタイルを維持し、観客を盛り上げ続ける立派なギタリストです。

 そもそも彼が所属するIron Maidenというバンドは1975年にイギリスで結成されたヘヴィメタルバンドで、聖飢魔II、Metallicaなどに影響を与えた偉大なバンドです。全世界でのアルバムセールスは9000万枚を超え、どこの国でライブを開催しても超満員になります。

 

 ヤニックは脱退したエイドリアン・スミス(写真右)の穴を埋める形でIron Maidenに加入しました。現在はスミスが復帰したため、ギタリストは3人構成ですが、ヤニックが加入した最初のライブDVD「Raising Hell」でヤニックの派手なパフォーマンスを確認することができます。ギターを振り回したり、激しく首を左右にヘドバンしたり、ヤニックは唯一無二のギタリストといってもいいでしょう。





3人のギタリストがソロを弾く名曲Dance of Death

2015年7月31日金曜日

Iron Maidenの新譜の音源が一部公開!

 英国最強ヘヴィメタルバンドIron MaidenのニューアルバムThe Book of Soulsの一部ギターソロがYou Tubeで公開されました。


 Iron Maidenは全世界で9000万枚以上のアルバムセールスを誇る世界トップクラスのメタルバンドです。The Book of Soulsは16枚目のスタジオアルバムで、前作The Final Frontier以来5年ぶりの新譜となります。

 前作はポップな曲が評判悪かったですが、公開音源を聴いた限りでは疾走系のソロが心地いいです。ダレることなくこういった曲ばかりならファンとしては嬉しいですね。

2015年7月29日水曜日

インターネット調査の不確実性

 独立行政法人 労働政策研究・研修機構が「インターネット調査は社会調査に利用できるか-実験調査による検証結果-」という研究結果を掲載しています。インターネット調査が従来の電話調査などと比べてどういった問題があるか指摘され、インターネット調査の結果をそのまま流用するのは不適切だと述べられています。


そもそもどういった調査が適切か?



理想的なアンケート調査は費用が安価で、回答者のプライベートが守られていること。これが理想的です。インターネット調査では安価に始めることができかつ、回答者と顔をあわせることがないので、これらは満たされていると言ってもいいでしょう。

回答者に偏りはないか




 しかし、インターネットでは利用者に偏りが生じています。回答者の社会的地位や思想にそれがでているのです。
 高学歴なのに、正社員は少ない。家庭での充実感に満たされていない。平等より競争が好きなど、かなり斜に構えた人が多く見受けられます。

 政治に関する支持率アンケートで新聞社の電話調査とインターネット調査で大きな乖離があるのも、回答者に偏りがあるからでしょう。

2015年7月27日月曜日

ロードバイクってそんなに便利じゃないです

昨日、市営のスポーツジムに行くとこんな光景を目撃しました





「こちら側には駐輪しないでください」と書かれた張り紙の前で、ロードバイクが排水管に地球ロックされていました。このように、日本の駐輪場はママチャリばかりを優遇し、ロードバイク等利用者を想定していないシーンがよく見られます。

問題点1 スタンドがない自転車を考慮していない


 ママチャリはほぼ100パーセント自立できるスタンドが装備されていますが、ロードバイク・クロスバイクではまず付いていません。なのでレール式ではない駐輪場(例えば地面に白線を引いただけの駐輪場)では駐輪する権利すら与えられていないようなものです


こういったレール式なら問題ない

問題点2 盗まれることを想定していない
 ロードバイクは約10kg程度の重さであり、これはママチャリの半分以下の重さです。これは片手で持ち上げることができる重さです。なのでプロの窃盗集団はロードバイクの鍵を駐輪場で壊さずに、トラックに乗せて人気のないところで鍵を壊すと言われています。

 そのため、ロードバイクは外出先では電柱や柵などに固定して、持って行かれないようにするのが普通です(いわゆる地球ロックというやつです)。

 ですが残念ながら日本の駐輪場ではそういった盗難対策は何もされていないようです。


2015年7月25日土曜日

門倉貴史氏著「本当は嘘つきな統計数字」を読んで初めてすごい方だと実感しました!!

 




 ブックオフで適当に本を漁っていたら偶然目に止まり購入。
 筆者はほんまでっかTVでボケキャラとして人気の門倉貴史先生である

↑ボケキャラとしてさんまにいじられまくりの門倉先生

 筆者は慶応義塾大学経済学部卒。(株)浜銀総合研究所に入社し、(株)第一生命経済研究所主任エコノミストなどを経て、BRICs経済研究所代表を務めるという「言葉だけ聞いてれば多分凄いんだろうけど、凄すぎて何が凄いんだかよくわからない」の日本代表候補である。実際問題、なぜバラエティ番組に出演しているのかもよくわからない。

 本の内容だが、この本は全6章
  1 「数」「選び方」次第で白にも黒にもなる
        2 数えられないものを無理矢理数える
        3 「気の持ちよう」で決まる数字の意味
        4 「科学的」という言葉がヤバい
        5 「調整」という名の情報操作
        6 はじめに結論ありきで試算
                        で構成されている。

 第1章では「美人の数をアンケート調査すると、東京が上位に来るのは何故か?」
という短に感じるテーマから始まり、何故そのような結果が出るのか?アンケートの結果の方よりはどこから生じるのか?といったアンケート調査の不確実性をわかりやすく教えてくれる。この章では日常生活に綿密に関係するテーマが多く、非常にとっつきやすい。難しいと拒否反応を示しやすい統計学に対して、超初心者向けのアプローチと言えよう。



 ↑日本三大美人な博多美人、京美人、秋田美人
 


第2章以降では「野生動物はどうやって数えているのか?」「全国の初詣客は何人か?」といった一つ一つ数えるのが不可能な行為に対して、どういった対処がなされているか解説されている。これには私も驚かされることが多く、中でも「東京ドームの定員は4万6314人なのに、満員時は5万6000人と公表していた」という話は初耳だった。どうやら10年前までプロ野球では観客動員数の水増しは日常的に行われていたらしい。1年毎の観客動員数グラフも掲載されていたが、ちゃんと数え始めた2005年からガクンと落ち、セ・パ両リーグ合わせて約400万人の水増しがあったことが分かる。

 この本の魅力的なところはベイズ統計学、フレーミング効果、オーバーコンフィデンス等、難しい理論が実例を元にわかりやすく説明されている点である。これらを詳しく説明することによって、日常生活でも統計学を生かすことを証明することに筆者は成功している。最後の方に、経済効果や試算に関する問題点が取り上げられるが、そこをよく読めば、新国立競技場のデザイン・建築試算失敗問題もわかりやすいかもしれない。