昨日、市営のスポーツジムに行くとこんな光景を目撃しました
「こちら側には駐輪しないでください」と書かれた張り紙の前で、ロードバイクが排水管に地球ロックされていました。このように、日本の駐輪場はママチャリばかりを優遇し、ロードバイク等利用者を想定していないシーンがよく見られます。
問題点1 スタンドがない自転車を考慮していない
ママチャリはほぼ100パーセント自立できるスタンドが装備されていますが、ロードバイク・クロスバイクではまず付いていません。なのでレール式ではない駐輪場(例えば地面に白線を引いただけの駐輪場)では駐輪する権利すら与えられていないようなものです
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こういったレール式なら問題ない |
問題点2 盗まれることを想定していない
ロードバイクは約10kg程度の重さであり、これはママチャリの半分以下の重さです。これは片手で持ち上げることができる重さです。なのでプロの窃盗集団はロードバイクの鍵を駐輪場で壊さずに、トラックに乗せて人気のないところで鍵を壊すと言われています。
そのため、ロードバイクは外出先では電柱や柵などに固定して、持って行かれないようにするのが普通です(いわゆる地球ロックというやつです)。
ですが残念ながら日本の駐輪場ではそういった盗難対策は何もされていないようです。